第92回アシスト通信(5月号)
みなさま、いつもありがとうございます。
朝晩は、まだまだ冷え込んだりしますが、日中は暑い日もある今日この頃。
みなさまの地域ではいかがでしょうか?
そして、いよいよゴールデンウイークの5月になりました。
歴史的円安の影響からハワイに出かける旅行客の客層も変わってきているようですね。
ハワイデビュー(初めてのハワイ旅行)客が激減していて、リピーターの観光客が主力になり、
結果、日本人のハワイ旅行客の平均年齢も上昇。
また、飛行機のファーストクラスから予約が埋まるという現象が起きているようです。
そして、リピーターなので当然ですが、ハワイには行きなれている為、ハナウマ湾や、ダイヤモンドヘッド、ア
ラモアナショッピングセンターなどの有名観光地には行かずに、ゴルフなどをしてゆっくりと過ごしているよう
です。その結果、観光地でのターゲット客に日本人が入らなくなり、観光業者は日本語を学ぶのではなく、中国
語、韓国語などの言語を学ぶように変化してきているようですね。
正直なところ、もう少し円高になって欲しいところです。
さて、今月は‥
言うまでもなく。旅行だけでなく、あらゆるものは時代に合わせて変わり続けて行くわけですが。
「営業のスタイル」も変化し続けてきております。
‥ということで。
今月号は“これからの営業スタイル”について考えてみたいと思います。
まず、大きな変化が起きたのは2020年1月。
記憶に新しい「新型コロナ」が国内で確認され、
その後1年でビジネスのスタイルが革命的な変化を遂げました。
今まで無かったコミュニケーション手段や、ビジネスのNewNormalの誕生です。
その代表例は「オンライン面談、オンライン会議、非対面契約等」でしょう。
みなさまの会社でもオンライン会議を採用されているという方も多いのではないでしょうか?
そして、更に変化は続きます。
海外では「パブリックスピーチこそが、人生で最も重要なスキル」であると教えられてます。
パブリックスピーチとは「演説」のことです。
「え~そんな、大勢の人前で話すことないし」って思ってませんか?
では、一対一の商談や、会議での発表、結婚式の祝辞、宴会幹事などなど、
誰かにあなたの想いなどを伝えることは「小さなパブリックスピーチ」ではないでしょうか?
侍文化の日本で「一を聞いて十を知る」とか「読み」「書き」「そろばん」が出来ればいい‥と、
育ってられてきた私たちですが、果たして、これからもそれで大丈夫でしょうか?
ご存知のように「5G」の時代は、より高速通信の時代に進化していくわけですよね。
‥ということからも、「動画配信」「動画プロモーション」が主力販売チャネルになってきております。
海外では「喋れない人=何も考えてない人」と評価されてしまいます。
「読み」「書き」「そろばん」の時代から「読み」「書き」「喋り」の時代に変わったと
言っても、過言ではない気もします。
郵便、ファックス、フロッピーディスク、ブログやSNSの「レタリング(書く)時代」から、
「広告最強メディア」のテレビ局が力を失いつつあり、その入れ替わりに「YouTube」などの動画配信メ
ディアによる「フリースピーチの時代」に入れ替わろうとしています。
まさに、「文章力から表現力」への変革です。
このように営業の世界も大きく変わってきております。
そのために「書ける能力」に「喋る能力」をアップロードしなければなりません。
社内文章を配布するより、ダイナミックに喋って伝えた方が、想いも活気もダイレクトに
全社員に伝えることができます。
ただ、説明説得する営業スタイルの時代から、
魅せる営業スタイルが常識の時代に変わって来ている気がします。
“小さな変化”の積み重ねが“進化”につながり、その進化が“新しい常識”を創り出します。
次の時代のNewNormalは、何を生み出してくれるのでしょうか?
今日のあなたの素敵な出会いを祈っております。